三井住友カード、au・ソフトバンクに対応
三井住友カード株式会社が、NTTドコモの携帯電話利用者のみに提供していた携帯版『カードご利用代金Web明細書サービス』を、2010年1月20日より、利用可能な携帯電話会社を拡大し、au・ソフトバンクモバイルの携帯電話利用者にも提供することを発表した。
『カードご利用代金Web明細書サービス』は、郵送する紙の利用代金明細書に代わり、パソコンまたは携帯電話にEメールで請求金額の確定を通知し、明細をWebで確認できるようにするサービスである。
紙の明細書の作成・印刷・郵送を止めることで、紙の使用量を大幅に削減できるうえ、郵送によるCO2発生を抑制すると言われており、環境意識の高まりから登録数も飛躍的に伸び、2009年12月末時点の登録残高は、累計で131万件に達している。
今回のサービス拡大によって、国内ケータイの三大キャリア全てで利用明細をWebから確認できることになる。とはいえ、紙ベースの際の郵送にかかるコストの削減や確認のタイミングが速くなるメリットと同時に、システムに不備があった場合、第三者に見られてしまう危険性のようなデメリットもある。また、確認には利用者からのアクションが必要となってくるため、実際の明細確認が紙ベースのときよりも疎かになる恐れもある。自分のライフスタイルに合わせて、選択を図ることが得策であろう。
<関連サイト>
http://www.smbc-card.com/(編集部 上田真之)