
株式会社ロックオンと、ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社は、2月10日よりECビジネスの成功事例やネットショップ向けのツールなどを紹介するEC事業者向け専用のポータルサイト『ECテラス』を開設した。
『ECテラス』は、「EC-CUBE」開発元であるロックオンと、「EC-CUBE」へ決済モジュールを提供しているソフトバンク・ペイメント・サービスが、数多くの導入実績をもとに、集客のノウハウなどのEC運営に役立つ情報を無料で公開するポータルサイトだ。運営に必要なソリューションや問題解決支援などの情報提供のほか、これからECビジネスを始める場合や、売り上げを伸ばしたいEC事業者にWEB制作会社や、ECビジネスの売り上げ増加をサポートする企業を繋ぐ役割も目指しているという。
「EC-CUBE」は、ロックオンが開発したECサイト構築パッケージを2006年9月にオープンソースとして公開したもので、現在、ネット上では5,000以上のECサイトが稼働しているといわれている(ロックオン調べ)。
ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社は、ソフトバンクグループの決済業務を統合する目的で2004年10月に設立されたが、決済代行の収納だけでなく、請求・収納から未収債権の管理・回収まで、幅広いサービスを展開することで、ソフトバンクグループの通信事業(ケータイ、固定電話、インターネット接続など)を支えている。
ECとは、eコマースの略で、電子商取引のことを言い、インターネットなどのネットワークを通じて物品の売買や決済を行うこと。携帯電話などのモバイル通信を利用したeコマースを特にMコマースと呼ぶこともある。
ECサイトの評価は、決済手続きの良し悪しによるところが大きいと言われている。希少な日本発のECソフトウェアに学ぶべき点は多い。
http://www.lockon.co.jp/http://www.softbank.co.jp/http://www.ecterrace.com/(編集部 上田真之)