株式会社ケイ・オプティコムは、平成22年3月1日、法人向けインターネット接続サービス『インターネットハイグレード』、データセンターサービス、およびソリューションサービスにおいて、「IPv4」と「IPv6」の両方のプロトコルに対応する『デュアルスタックIPv6接続』により、「IPv6」に対応することを発表した。
IPアドレスは、インターネットやイントラネットなどで識別のために用いられる番号で、ネットワークに接続された個々のコンピューターに割り振られている。
現在のインターネットで用いられているIPv4では、8ビットずつ4つに区切られた32ビットの数値が使われており、0から255までの10進数の数字が4つ並べて表される。ネットワーク上では、同じIPアドレスが存在することは許されていないため、国際的な管理組織であるNICによって一元的に管理されている。また、日本においては、JPNICが管理を行っている。
ところが、IPv4において割り当て可能な約43億個のIPアドレスは、早ければ平成23年には枯渇するとされており、代わって、ほぼ無限に近い数のIPアドレスを割り当て可能なIPv6への移行が必要となっているといわれている。
クライアントサーバシステムからウェブサービスへのシフトが進み、ストリーミング需要の爆発はすさまじい。遅れていた新アドレスもいよいよ準備する時期なのだろうか。
<関連サイト>
http://www.k-opti.com/(編集部 上田真之)