
株式会社ソフトフロントは、主要複写機メーカーならびにプリンタメーカー8社と協議を行い、IP FAXサービスについて、相互接続可能で早期に商用化を目指すインプリメント仕様を策定した。
IP FAXは、従来のアナログ回線やISDN回線に比べて送受信スピードが飛躍的に高まるため、通信費用の削減はもちろんのこと、今まで時間がかかるという理由で敬遠されていた高画質、高精細、カラーFAX機能の利用が可能になり、きれいで高品位なドキュメントのFAXができるようになるという。
今後は、主要複写機/プリンタメーカーと協力して、PCからリモートで複写機にFAXのように直接プリントができるSIPプリンティングや、複写機を遠隔で保守管理するリモートメンテナンスなど、IP FAXに続く新しいサービスの展開も目指す予定だ。
FAXでの画質向上は、ビジネスの上でもよりコミュニケーションの円滑化に有益である。デジタル画像をディスプレイで眺めることに慣れた今、紙媒体の進歩はある意味新鮮であろう。
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http://emobile.jp/(編集部 上田真之)