株式会社インターコミュニケーションズは、4月16日から、海外パケット使い放題のグローバルデータの定額通信料金を、国ごとの料金体系に改め、業界最安値の480円に改定している。
『海外パケット通信料定額サービス』は、利用データ量に応じて1日最大2,980円であるのに比べ、同社のグローバルデータの場合、1日480円からの定額通信料金となることで、最大83%出費を抑える優位性を持つことになる。
グローバルデータは、195カ国・地域で利用可能となっており、USBモデムの場合、定額通信料は、480円から、Wi-Fiルーターの場合は、定額通信料が、680円からとなっている。
ただし、現時点では、中国・香港・台湾・インド・マレーシア・フィリピン・韓国・タイへ渡航の場合にのみ、同サービスは適用される。
海外パケット使い放題といわれるグローバルデータサービスは、ドコモは「海外パケ・ホーダイ」、auは「海外ダブル定額」、ソフトバンクは「海外パケットし放題」と呼び名だけ異なってはいるが、20万から25万パケットまでなら、1,980円、それ以上なら、2,980円といった価格体系には、そう変わりは無い。
ちなみに、国内キャリアが、海外のキャリアと提携して、音声通話やデータ通信サービスを海外でもそのまま利用できるようにするサービスは、「国際ローミング(海外ローミング)」と呼ばれているが、音声通信の場合は、複数ある海外の通信事業者の選択が「自動設定」でも問題はないが、パケット通信の場合には、現地で特定の通信事業者に接続する必要がある。
販売店の宣伝文句を鵜呑みにすれば、「海外に旅行しても、自動的にキャリアが切り替わり、定額が適用されるから、安心」となるのだが、簡単ほど怖いものはない。購入時に、どこまで言及してくれるかは、キャリアもしくは販売店の良心にもよるが、海外旅行を考えているユーザーは、「利用可能・接続可能」と同時に「適用外・対象外」のチェックは、怠らないように。
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