ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社(以下、SBPS)と株式会社ネットマイル(以下、ネットマイル)は、新しい小額決済サービス「ネットマイル決済サービス」を共同展開することを発表した。
今回、SBPSが提供する「オンライン決済ASP」とネットマイルが提供する「ネットマイル決済サービス」が連携することにより、「オンライン決済ASP」を利用する事業者は、「クレジットカード」、「携帯キャリア決済」、「プリペイドカード」、「電子マネー」などの決済手段に加え、新たに「ネットマイル決済サービス」を、他の決済手段とあわせて簡単に導入することが可能になる。
さらに、事業者は、ネットマイルのサービスサイトに「ネットマイル決済サービス」が使えるサイトとして掲載できる“プロモーション機能”を利用することにより、集客効果も見込むことが可能となっている。
ちなみに、SBPSの「オンライン決済ASP」とは、決済手段の提供だけでなく、決済に関わる煩雑な手続きや各決済機関との契約、収納代金の入金管理までトータルでサポートするオンライン決済のASPサービスのこと。
また、「ネットマイル決済サービス」とは、事業者が運営するサイトで共通ポイント「ネットマイル」の会員IDを用いた決済サービスのこと。10円からの決済が可能で購入単価による手数料の変動がないため、小額決済に最適といわれている。
さらに、オンライン決済サービス『PayPal(ペイパル)』を通じて各種クレジットカードなどで購入時に代金の不足額を支払うことも可能とのこと。
いまあるカードのまま、便利なサービスを利用できるようになるのは、顧客満足度を高める意味で悪いことではないのだが、システム連携により入口出口が増えてしまうことで、情報流出の危険性は、少なからず高くなる。今回の災害において、自治体の統廃合が、被害の把握や避難行動の指示範囲、住民のケアなど、弊害も生んでいるケースもある。くれぐれも、利便性にとらわれない利用者へのサービス向上を図ってもらいたいものだ。
ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社リリース