日本初『チャリティウェディング』
3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震、それに伴う原発事故や計画停電が日本経済に影を落とし始めている。
東北からは遠く離れた関西地方にいる人でも、被害こそ無かったが、イベントごとを自粛したり、なんとなく気分が優れないという声をよく耳にする。被災地域と近い関東地方ならなおさらである。被災地の復興と、原発事故の一日も早い収束が望まれる。
ウェディングプロデュース業務を行う株式会社ノエル(本社:東京都渋谷区・代表取締役:肥留間 龍)は、この度の震災を受け、新郎新婦の幸せと被災地の復興の為に日本で初めての『チャリティウェディング』のサービスを開始すると発表、2011年03月22日より販売開始している。
背景として、震災の影響で、首都圏を中心に結婚式の延期やキャンセルが相次いでおり、結婚式を実施したいが、このムードの中で実施する事を躊躇したり、悩んでいる新郎新婦がいる。それと同時に被災地の為に何かしたいと考える新郎新婦も多く存在する。
同社では、これを機に「結婚式」と「募金」を掛け合わせた新しいカテゴリーとして「チャリティウェディング」を実施する事で「二人の幸せ」と「被災地の復興」の両方を叶えたいと考え企画立案したとのこと。
チャリティウェディングは、結婚式を通して、被災地に義援金を送る事ができ、チャリティ故に震災後であっても自粛しなくてよい。何かをしたいと考える新郎新婦にとってもゲストと一緒に「今、私達にできること」を具現化できるなどメリットが多い。
チャリティウェディングの企画として、新郎新婦にはチャリティグッズの収益、新郎新婦の利用金額の一部、披露宴開催会場(レストラン)では新郎新婦の利用金額の一部の3点の収益を日本赤十字社に募金する事により被災地支援につなげる。新郎新婦だけでは難しい高額な金額を、結婚式を通して同社と一緒に行う事により高額募金が可能となるという。
「チャリティウェディング」と言う新しいカテゴリーが出来、日本全国で流行になっていくのか、今後の展開が楽しみだ。
株式会社ノエル