日本ベリサイン株式会社(以下、ベリサイン)は、『Site Care FREE for VeriSign』の無償提供と、『EV SSL証明書 日本語団体名対応』の提供を開始している。
『Site Care FREE for VeriSign』とは、サイトロック株式会社が提供するウェブサイト監視サービスのことで、顧客の監視希望項目に合わせて、9種類の監視項目から2ポート毎、監視サイト毎に監視設定が選択が可能となっており、最大10項目までの監視項目が無料で提供されるというもの。加えて、証明書の期限告知サービスや、Web上での監視データの閲覧サービスも提供されている。
『EV SSL証明書 日本語団体名対応』とは、EV SSL証明書のアドレスバーに緑色で表示される団体名(社名や公共機関名)を日本語表記にて対応するというもので、今後は、EV SSL証明書でも、日本語団体名で申請が可能になることから、英語団体名を表す公的書類が存在しなかった企業や団体でも、EV SSL証明書の購入がしやすくなると期待されているとのこと。
なお、これらのサービスは、同社の証明書購入サイト『ストアフロント』から申し込むことが可能となっている。
ちなみに、サイトロック株式会社とは、リモートIT運用における独自の基盤システムとノウハウをベースとした監視アウトソーシングサービスを中心に展開するサービス会社のこと。
また、EV SSL証明書とは、セキュリティを強化したウェブブラウザと組み合わせることによって、ウェブサイトの運営組織の実在性を明確に特定することができる証明書のこと。
ウェブサイトとのやりとりは、ある意味質疑応答なのだが、システムによっては、最後の最後で一からやり直しとリセットしてしまう仕組みとなっていることがままある。わかりにくい、使いずらいときに、利用者はそのサイトを離れ、決して戻ってこない。どこまで許容できるか、提供する側も知恵の絞りどころ。
日本ベリサイン株式会社リリース