新型インフルエンザを抑制する梅干しの効能
美味・安全・安心をコンセプトに、梅干の加工販売をしている、梅処和歌山県田辺市の株式会社岡畑農園は、同社を含む田辺市・みなべ町の梅干加工業者5社の共同研究成果として、新型インフルエンザを抑制する梅干しの効能を発表した。世界で初めての発見である。
和歌山県立医科大学で実証
2010年6月1日、和歌山県立医科大学、機能性医薬食品探索講座“宇都宮洋才(うつのみや ひろとし)准教授”と国立和歌山工業高等専門学校“奥野祥治(おくの よしはる)助教授”は梅干から抽出した物質を使って新型(H1N1型)と同型のインフルエンザウイルスの増殖実験を繰り返し行った結果、 インフルエンザウイルスの増殖を90%抑えることに成功した。また、他のウイルスへの効果も期待できる。今回世界で初めて発見された物質は、「エポキシリオニレシノール」と名づけられ、宇都宮洋才准教授は、梅干を1日5粒程度食べればウイルスの抑制が期待できると話している。
他にも多くの梅の効能
同社も所属する紀州梅効能研究会は、梅干しの様々な効能、効用、健康効果、病気の予防・抑制を医学的に検証している。インフルエンザ予防抑制効果の他、胃がん、糖尿病、食中毒、動脈硬化など、現代人の悩むほとんどのびょうきの予防効果があるようだ。まさに、薬食同源である。
人気の商品
幻の梅(塩分5%) はちみつ入りの、ほんのりした甘さ 絹肌のように柔らかい皮、ぽってりと豊な果肉。枝成りの完熟梅の フルーティな香りとほんのりハチミツの甘さでオカハタ一番の人気。
うまい梅(塩分7%)ほど良い酸っぱさとあっさりした甘味が特徴。塩分控えめ。 それでいて甘すぎず御飯によく合い、とろけるような食感。
あらゆる医療で漢方が見直されている。梅干しは日本人の知恵が詰まっているどの家庭にもある食品。科学的な検証が行われていくのはうれしいことだ。
株式会社オカハタ