
GMOホスティング&セキュリティ株式会社は、2010年2月4日より、ホスティングブランド「アイル」の専用型ホスティングサービスで、仮想化技術を取り入れた『仮想化サービス』の提供を開始した。
仮想化とは1つの物理サーバーに論理的に複数のサーバー環境を構築する技術のことだ。1つのOSを仮想化することにより、個々の仮想領域を完全に分離し、サーバーを効率よく利用することを可能にしている。
『仮想化サービス』は、1台の物理サーバー上に複数のサーバー環境を構築する仮想化技術を用いたサービスで、これにより複数のサーバーの集約、統合を可能にするという。
このサービスの効果として、運用している専用サーバーを仮想化することで、サーバーの効率化や増え続けるサーバーの台数を抑えることが可能となり、ITシステムへの投資コストや運用管理コストの削減が見込めるという。また、仮想化ソフトウェアをインストールした状態で提供するため、インストールに時間をとられることなく、すぐに用途に応じて仮想化したサーバー環境の構築に専念できる。さらに、無償で「アイル」の24時間電話サポートが利用できる。
仮想化実現へのハードルは、徐々に下がりつつある。ただし、自前での危機管理は忘れずに。
<関連サイト>
http://gmo-hs.com/http://private.isle.jp/service/option/virtualization/(編集部 上田真之)