
1月31日(日本時間2月1日)、ロサンゼルスのステイプルズ・センターにて開催された第52回グラミー賞授賞式で、ビヨンセが女性アーティスト史上最多となる、6部門での受賞という歴史的快挙を成し遂げた。
自ら記録を更新、ビヨンセ
10部門にノミネートされていたビヨンセは最優秀楽曲賞、最優秀女性ポップ・ヴォーカル賞、最優秀R&Bソング賞などの合計6部門を受賞。自身が過去に打ち立てた、女性アーティスト史上最多受賞(5部門)の記録を自らの手で更新したことになる。
またこれにより、ビヨンセの通算グラミー獲得数は16個となり、カントリー歌手のアリソン・クラウス(26個)、R&B歌手のアレサ・フランクリン(18個)に次いで第3位となった。
ビヨンセに次いで8部門にノミネートされ、注目を集めた弱冠19歳のシンガーソングライターのテイラー・スウィフトだが、最優秀アルバム賞、最優秀カントリー・アルバム賞など、計4部門を受賞。
またビヨンセ、テイラー・スウィフトとの接戦が予想されたレディー・ガガだが、最優秀ダンスレコーディング賞、最優秀エレクトロニック / ダンスアルバム賞の2部門に留まった。
そして日本からも受賞にその期待が高まっていた、最優秀ニューエイジアルバム賞にノミネートされた喜多郎、および最優秀室内楽演奏賞にノミネートされた故武満徹であるが、いずれも残念ながら受賞は逃した。喜多郎がノミネートされたのは日本人最多の13回目となる。
第52回グラミー賞主要4部門の結果は以下の通り。
最優秀レコード賞
キングス・オブ・レオン「Use Somebody」
最優秀楽曲賞
ビヨンセ「Single Ladies」
最優秀アルバム賞
テイラー・スウィフト「Fearless」
最優秀新人賞
ザック・ブラウン・バンド
特別賞
マイケル・ジャクソン
※画像は外部リンクより転載
テイラー・スウィフト オフィシャルHP(日本語)ビヨンセ オフィシャルHP(日本語)