任天堂株式会社は、店頭での販売促進ツールとして、商品情報検索端末「Wii・DSソフト おさがしガイド(仮称)」を開発し、試験運用を開始した。
同端末は、店頭で客が望む任天堂の商品情報を提供するほか、ソフトの紹介や提案を行うことを目的として開発したものだ。
端末には、WiiとニンテンドーDSのソフト約1500タイトルの情報が収録されており、ソフトのパッケージを什器内蔵のカメラにかざす方法と、画面をタッチする方法とにより、ソフト情報を誰でも簡単に検索、表示、閲覧することができるようになっている。
画面検索では、「新作ソフトからさがす」、「TVCMからソフトをさがす」、「みんなのおすすめソフトからさがす」、「売れているソフトからさがす」、「条件からソフトをさがす」、「キーワードからソフトをさがす」の6項目から検索できるほか、はじめてWiiやニンテンドーDSの購入を考えている人が知りたい「本体の基本情報」や「ネットワーク接続に関する情報」も収録している。
同端末の試験運用は、2月中旬頃までとし、その評価を踏まえて、春以降設置店を順次拡大してゆく予定だ。
愛好者のニーズにこたえて、ゲームソフトの種類は年々増加している。こうした情報検索端末が実用化されれば、店頭で好みのゲームを探すことが、ぐっと簡単になるだろう。
(編集部 小板橋)