日立マクセル株式会社は、大容量のリチウムイオン充電池を内蔵し、AC100Vの出力が可能なポータブル蓄電池『エナジーステーション M-PAC01W』を、2014年2月10日に発売する。
2台の連結で容量アップも可能
『エナジーステーション M-PAC01W』は、2つの出力用AC100Vコンセントを備えたポータブル蓄電池だ。最大出力1200Wのハイパワー仕様となっており、さまざまな電気機器で使用することができる。
内蔵バッテリの容量は255Whで、充電時間は約9時間。使用可能時間は、液晶テレビ(75W)で約3時間、ノートPC(20W)で約8時間、ラジオ(10W)で約11時間だ。また、スマートフォンの充電(10Whの場合)であれば、22台分の充電が行える。
本製品では、充電しながら電気機器を使用することができるバイパス出力に対応しており、通常時はACコンセントとして機能し、停電時には蓄えた電気を利用できるのだ。また、本製品を2台連結することで使用可能時間を約2倍に伸ばすことができる機能も用意される。
本体上部には折りたたみ式のハンドルが装備されており、移動も手軽に行えるのだ。本体サイズは、W180mm×D386mm×H268mmで、重量は約12kg。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
エンジン式発電機のように排気に気を使うことなく、室内でも安心して使用することができる。もちろん騒音も出ないので夜間の利用にも便利だ。サイズも比較的コンパクトなので、一般家庭でも使いやすいだろう。
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