白山工業株式会社は、iPhone/iPod touchに装備された加速度センサーを活用し、地震発生時の揺れを震度として表示することができる『i震度(アイシンド)』を発売した。
揺れによる自動撮影にも対応
『i震度』は、地震の揺れを震度として確認することができるアプリだ。ニュースなどで発表される震度は代表的な計測地点のデータであり、今いる場所の震度を示すとは限らない。さらに、地震の揺れは建物や地盤によっても変わってくるのだ。
しかし、本アプリを使用すればその場でリアルタイムに震度を計測することができる。アプリのインターフェースは極めてシンプルにデザインされており、色と数字で直感的に確認することができるのだ。
このほか、最新50件までの地震を記録したり、揺れ始めや揺れがおさまった時点の写真を内蔵カメラで撮影したりすることもできるのである。
震度の計測にはデバイスに搭載された加速度センサーを使用する。しかし、それだけではなく同社が地震観測用計測器の開発で培った技術や、独立行政法人防災科学技術研究所との共同研究の成果も活かされているのだ。
アプリはApp Storeからダウンロードすることができる。なお、価格は200円(税込)となっている。
Editor's eyes
使わなくなったiPhoneを自宅に設置しておけば、地震発生時に自宅の様子を確認することもできるのだ。速報などで知った震度と自分の感じた揺れの間にギャップを感じる、あのモヤモヤを解消するのにも役立つだろう。
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