パイオニア株式会社は、固定電話での会話をSDカードに記録することができる自動通話録音装置『AF-CR1000-W』を、2013年11月上旬に発売する。
最大約8888時間分の録音が可能
『AF-CR1000-W』は、電話におけるトラブル防止に効果を発揮するデバイスだ。電話機の受話器用の端子に接続するだけで良く、さまざまなメーカーの電話機に対応する。
自動通話録音には独自の音声起動方式が採用されており、本体に手を触れることなく録音することができる。もちろん、マニュアル操作での録音も可能だ。録音モードは、高音質/標準/長時間から選択でき、2GB当たりの記録時間はそれぞれ約138/277/555時間となる。
録音データの保存にはSDカードが使用される。本製品はSDHCに対応しており、最大32GBのSDカードが利用可能だ。また、録音データは無償の専用ソフト「AF-CR1000-PC Player」の利用によりPC上での検索・再生・管理が行えるのだ。
本体上面には操作しやすい大きなボタンと、日本語表示に対応したホワイトバックライト液晶ディスプレイが装備される。本体は薄型にデザインされており、電話機の下に敷く形で設置することができるのだ。
セキュリティにも配慮されており、録音内容の再生操作などを制限する暗証番号や、物理的な盗難を防止するセキュリティーワイヤー対応スロットなどが用意される。
本体サイズは、W180mm×H20mm×D276mmで、重量は約455gだ。なお、価格は29,800円(税込)となっている。
Editor's eyes
自動録音で手間なく使用でき、通話内容を漏らさずデータ化することができる。より確かなビジネスを実現するための強力なツールとなってくれるだろう。
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