株式会社センチュリーは、自転車に装着するだけでiOSデバイスをサイコン(サイクルコンピュータ)として使用することができるセンサーユニット『HACALO!サイクリングセンサー(SC001BLE)』を発売した。
ハートレートセンサー(別売)との連携も可能
『HACALO!サイクリングセンサー』は、自転車に装着することで、速度・距離・走行時間・ケイデンス(ペダル回転数)の計測を可能にするセンサーユニットだ。
計測・記録データは、iOS6以降を搭載したiPhone4S/5/5s/5c、New iPad、iPad mini、iPod touch(5th Gen)にインストールした無料の専用アプリ「ALA COACH+」で確認可能だ。アプリではセンサーユニットからの情報に加え、iOSデバイスに内蔵されたGPSによる位置情報や斜度の表示、走行ルートの記録も行える。
セットアップは簡単で、センサーユニットとマグネットを自転車に装着するだけで良い。iOSデバイスとの接続はBluetooth4.0によるワイヤレス通信となっており、配線の手間や断線の心配もないのだ。また、本体はIPX6相当の防水設計となっており、雨天でも安心して使用することができる。
また、別売の「HACALO!ハートレートセンサー」と連携することで、心拍数と消費カロリーの計測も可能となり、より効率的にトレーニングすることができるのだ。
電源にはコイン形リチウム電池CR2032×1個を使用し、約1200時間の連続稼働が可能だ。本体サイズ/重量はW76.5mm×H64.4mm×D17.3mm/20g。なお、価格はオープンだが同社の直販サイトでは3,980円(税込)で販売される。
Editor's eyes
対応するiOSデバイスユーザならば、高性能なサイコンをリーズナブルに導入することができる。なお、センサーユニットはチェーンステイに装着するため、実用車や折りたたみ自転車などでは使用できないので注意が必要だ。
株式会社センチュリー詳細ページ