株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、テレビに接続することでゲームを始めとしたさまざまなコンテンツが楽しめる『PlayStation Vita TV』を、2013年11月14日に発売する。
DUALSHOCK3とメモリカード同梱モデルも
『PlayStation Vita TV』は、その名の通りPS Vitaの互換機だが、本体にはディスプレイが装備されておらず、HDMI接続したテレビを出力装置として使用する。また、操作はPS3用コントローラとしてお馴染みの『DUALSHOCK3』を使用するのだ。
本製品では、PS Vita用のゲームタイトルやアプリはもちろん、PSP、ゲームアーカイブスのゲーム、各種動画配信サービスを楽しむことができる。
また、今後のシステムソフトウェアアップデートにより、PS4のリモートプレイにも対応する予定だ。PS4のコントローラであるDUALSHOCK4を使用すれば『PS Vita TV』上で、PS4の総再生までも再現することができる。
本体サイズは、W65mm×D105mm×H13.6mmで、重量は約110gだ。価格は9,954円となっている。なお、DUALSHOCK3と8GBのメモリカードが同梱された『PlayStation Vita TV バリューパック』は14,994円(いずれも税込)で販売される。
Editor's eyes
チップセットやシステムソフトウェアはPS Vitaのそれが使用されているものの、タッチスクリーンや背面タッチパッド、モーションセンサーなどの機能はDUALSHOCK3で再現することはできない。このため、PS Vitaのすべてのゲームコンテンツが遊べるわけではない点に注意が必要だ。
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントリリース(PDF)