
世界的に権威のある日本酒コンテストで受賞するなど、海外でも高い評価をうける山口県周南市の酒蔵・株式会社中島屋酒造場が、「結(ゆう)」に続く季節限定の純米大吟醸として「紡(つむぐ)」を10月18日(月)に発売した。
熟成させた純米大吟醸酒、地元・山口の原料を使った日本酒
「紡(つむぐ)」は、蔵内で4年間低温熟成させた純米大吟醸酒。穏やかな香りと、低温熟成による滑らかな舌触りで、丸みのある味わいとなっている。コロナ禍の中でも多くの方に飲んで欲しいと、ネットショップでも数量限定で販売している。
▼中島屋酒造場HP:
https://nakashimaya1823.jp/地元山口県産の米の中でも良い産地の「徳地産」だけを使用。仕込みには自社蔵の敷地内の地下水を使用した日本酒だ。
軟水の中でも中硬水に近い水質の地下水が、きめ細やかでやわらかな味わいを実現している。味わいの特徴は、穏やかな香りと、低温熟成による滑らかな舌触りで、丸みのある味わいとなっている。
名前の由来は、よりをかけながら一本の糸を紡ぐイメージから「紡(つむぐ)」とした。また、当社は2023年に創業200周年になる。過去、現在、未来と当社の伝統と味を紡いで継承していきたいという想いから命名した。
ラベルは、先々代から使われてきた三盛亀甲の紋をモチーフにしており、3つの亀甲の間に「人」の文字が浮かび上がり、「酒蔵」と酒造りを支える「酒屋」「お客様」を表現している。亀甲自体は、酒枡の形がモチーフとなっている。
日本酒は季節に合わせさまざまな種類があるが、特に新酒の人気が高い傾向にある。近年では設備や環境の進化により、1年を通してフレッシュなお酒が流通できる環境が整っている。
しかし、今回発売する新商品「紡」の特徴はそんなフレッシュとは真逆の“熟成”。中島屋酒造場の強みである“熟成”に目を向けてもらうきっかけになればと思い、商品化した。
通常当社が発売している日本酒は、土蔵の蔵の中で常温熟成させている。これに対し、「紡」は1℃設定にした冷蔵庫の中で約4年間低温熟成させた商品となる。通常の熟成とは違い、低温でゆっくり熟成させることで、新酒にはない深みを実現している。
<商品情報>
品名 :中島屋純米大吟醸 紡(つむぐ)
品目 :日本酒
容量 :720ml
原材料名 :米(山口県産)・米麹(山口県産米)
原材米名 :全量山田錦
精米歩合 :45%
アルコール分:16度
価格 :2,400円(税込2,640円)