ソニー株式会社は、デジタルオーディオプレーヤー「ウォークマン」ブランドの新製品として、Android4.0を搭載した『NW-F800シリーズ』を、2012年10月20日に発売する。
音楽をワイヤレスで楽しめる!
『NW-F800シリーズ』は、音楽再生機としての使いやすさと、さまざまなアプリを楽しめるAndroid端末の特徴を兼ね備えたデジタルオーディオプレーヤーだ。
本製品には、「ウォークマン」シリーズで定評のある「デジタルノイズキャンセリング機能」やフルデジタルアンプ「S-Master MX」をはじめとした、6種類の高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」が装備されているのだ。
OSにはAndroid4.0が、CPUには1GHz動作のデュアルコアプロセッサ「NVIDA Tegra2」が搭載される。この他、Wi-Fi、GPS、Gセンサーなども利用可能だ。ディスプレイは3.5型(800×480ピクセル)で、タッチパネルにより快適な操作が可能となっている。
また、Bluetooth3.0が搭載されており、ワイヤレスで音楽を楽しむことができる。製品バリエーションとして、専用スピーカーが付属する『F800Kシリーズ』、ワイヤレスヘッドホンが付属する『F800BTシリーズ』もラインアップされる。
Android端末としてアプリの実行も可能で、YouTubeやGmailなどがプリインストールされる。さらに、本製品はGoogle Playストアに対応しており、さまざまなアプリをダウンロードすることができるのである。
本体サイズは、H114.6mm×W56.8mm×D8.9mmで、重量は約100gだ。電源としてリチウムイオン充電池が搭載されており、約3.5時間の充電で、最長約25時間使用することができる。なお、価格はオープンながら、市場想定価格は20,000~35,000円の価格帯となっている。
Editor's eyes
ボタンひとつで音楽操作画面が立ち上がる「W.ボタン」など、デジタルオーディオプレーヤーとしての使いやすさを確保しつつ、Android端末として多彩なアプリを活用できるハイブリッド製品なのだ。iPod touchの立ち位置に近い製品と言えるだろう。
ソニー株式会社リリース