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総合テストが「開発」を変える - アンリツ、オールインワン無線通信テストセットなど販売へ

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総合テストが「開発」を変える - アンリツ、オールインワン無線通信テストセットなど販売へ

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アンリツ株式会社は、2012年9月19日から、同社が開発した、無線通信モジュールの性能評価を1台でできるテストシステムの販売を開始している。

今回販売を開始したテストシステムは、ユニバーサルワイヤレステストセット『MT8870A』と送受信テストモジュール『MU887000A』、測定ソフトウェア『MX8870xxA』に加え、波形ファイル『MV8870xxA』から構成されており、テストセットに試験の対象となる無線通信モジュールを接続することによって、送受信性能評価で必要となる「送信パワー」や「変調精度」測定、「受信感度」の測定を行うことができる。

モジュールの製造には、元々、複数の移動通信や無線通信の規格に対応した計測器が必要となるが、これまでは、それぞれの機能専用の計測器を用いる必要があったことから、結果的に生産設備が大規模になり、さらには、測定効率が低下してしまう問題が発生していた。

なお、今回のテストセットは、近距離無線通信規格である「WLANIEEE802.11ac/WLANIEEE802.11abgn」、「Bluetooth」、移動通信規格である「LTE-FDD」、「W-CDMA/HSPA」、「CDAM2000」、「GSM/EDGE」に対応しており、さらに、無線通信規格に対して柔軟に対応可能なテストポートを4つ備えていることから、1台の計測器でマルチシステムに対応した無線通信モジュールの評価を行うこともできる。

なお、同社では、今回のテストシステムが対象とする市場を、各種無線通信モジュールメーカーやEMS企業と想定しており、販売価格は、450万円から。予定販売台数は、販売開始後1年間、国内/海外合わせて1,000台を見込んでいるとのこと。

アプリケーションではなく、いわゆる「組み込み」ソフトウェアの開発には、いまだ手作り感覚が残っており、製造からテストへの流れがスムーズとならないケースも少なくはないようだ。加えて、構成する個々の部品の進行は一様とはならず、そのためか、テストも個別にならざるを得ない。こういった状況の解決には、成功体験から逆算するアプローチも想定できそうだが、まずは、テスト環境の整備から取り組むのが、現実的な選択のようだ。

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