株式会社コンテックは、法人向け無線LANブランド「FLEXLAN」の新製品として、さまざまな環境で使用可能なIEEE802.11n対応の無線LANアクセスポイント『FXA2300』を発売した。
PoEにも対応
『FXA2300』は、IEEE802.11b/g/nに対応した無線LANアクセスポイントだ。本製品は、周囲温度が-20℃から60℃で動作するのに加え、保護等級IP55の防塵・防滴仕様となっている。
このため、生鮮食品などを貯蔵するC1級(-20℃から-10℃)の冷蔵倉庫内、ホコリや粉塵などが多い工場や倉庫といった悪環境下でも無線LAN環境の構築が可能となる。
また、アクセスポイントとしてはもちろん、子局(ステーション)や中継局(リピータ)としても機能する。オプションの長距離通信用指向性アンテナを使用してのビル間通信、無指向性ダイポールアンテナを使用しての屋外ホットスポットサービス提供など、さまざまに活用することができるのだ。
本製品には、PoEアダプタが付属し、電源および有線LANの配線をLANケーブル1本で行える。最大20m離れた場所から給電が行えるため、本機の設置場所に電源を確保する必要がないのだ。
本体サイズは、W64mm×D60mm×H227.5mmで、重量は約650gだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
PoE対応や充実のオプションアンテナなど、使いやすさにも配慮が見られる。法人向けではあるが、シチュエーションによっては個人にもニーズがありそうなコンセプトの製品である。
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