東海電子株式会社は、アルコールのみに反応する燃料電池センサー方式の高性能アルコール検知器『ALC-Pico』を発売した。
吹きかけ/吹込みのデュアル方式
『ALC-Pico』は、呼気中のアルコール濃度を測定することができる検知器だ。本製品には、アルコールのみを検出することができる燃料電池式センサーが採用されている。測定範囲は0.050~1.000mg/L、分解能は0.001mg/Lとなっている。
測定方法には、吹きかけ/吹込みの2種類が用意される。「吹きかけ」では、検出なし(OK)/あり(NG)のみの簡易測定が手軽に行える。また、「吹込み」では付属のマウスピースを使用し、呼気中のアルコール濃度を数値で見ることができるのだ。
本体サイズは、W60mm×H158mm×D23mmで、重量は約180gだ。電源として単3形乾電池×3本を使用する。なお、価格は31,290円(税込)となっている。
Editor's eyes
近頃は、朝の時間帯に飲酒運転の取り締まりが行われるケースがあるのだという。「飲んだら乗るな」は当たり前の話だが、残酒や二日酔いまでは注意が回らないこともある。本製品を使用すれば、簡単・手軽に、しかも正確な値を知ることができるのだ。
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