株式会社バッファローは、最大600Mbps(理論値)の高速通信が可能な「11ac」技術を搭載した無線LAN製品を、2012年7月上旬から順次発売する。
従来のWi-Fi対応機器もサポート
「11ac」は、次世代無線LAN規格「IEEE802.11ac」で採用される予定のワイヤレス通信高速化技術だ。その「11ac」に対応した製品としてリリースされるのが、無線LAN親機『WZR-D1100H』、ならびに無線LAN子機『WLI-H4-D600』である。
『WZR-D1100H』は、ルータ機能が装備されており、4つのギガビット対応有線LANポートも利用可能だ。無線部では2.4GHz帯と5GHz帯、両方の電波に対応し、IEEE802.11b/g/nでの接続が可能だ。
『WLI-H4-D600』は、4つのギガビット対応有線LANポートが搭載されており、4台までのネットワーク対応機器を同時に接続することができる。なお、無線部分は親機と同等の仕様となっている。
また、『WZR-D1100H』と『WLI-H4-D600』が同梱され、これだけで無線LAN環境を構築できる『WZR-D1100H/E』も用意される。
価格は、無線LAN親機『WZR-D1100H』が18,690円、無線LAN子機『WLI-H4-D600』が17,640円、そしてこれらの製品がセットになった『WZR-D1100H/E』が33,285円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
無線LAN子機『WLI-H4-D600』はメディアコンバータとして使うことができ、親機である『WZR-D1100H』と組み合わせることで最大600Mbps(理論値)の高速通信が可能となる。無線LAN環境のアップグレードには最適な製品だろう。
株式会社バッファローリリース