株式会社TFFフルーク社は、2012年6月7日から、トラブルシューティング用テスター『One Touch AT ネットワーク・アシスタント』を発売している。
同製品は、無線Wi-Fiや光ファイバーなどネットワーク全体の試験やテストを、1台でカバーできるオールインワン・タイプのトラブルシューティング・ツールというもの。従来のツールが提供する機能を、利用者のニーズに合わせて、ワンボタンでカスタマイズができる「オート・テスト機能」と組み合わせて、“1分以内”での自動障害診断を可能にしている。
製品本体は、スマートフォンのようなタッチパネル操作方式の携帯型で、Webブラウザーを使用したリモート・アクセス機能により、他の部署や遠隔地の事業所等との連携による問題解決にもつながることが期待されている。
なお、価格は、78万円(税別)からとなっており、初年度の売上目標台数は、500台をめざすとのこと。
現場の担当者が求める情報と自動診断ツールが吐き出す情報との格差も考え得るのだが、学習機能を踏まえて、その環境になじむようなツールとして成熟していけば面白くなるのではないだろうか。
株式会社TFFフルーク社リリース