国立国際美術館と朝日新聞社は、2013年4月6日から7月15日まで、関西にある国公立美術館が所蔵する、20世紀以降の欧米美術に関する作品を展示した『美の響演 関西コレクションズ』を開催している。
同展に出品するのは、大阪市立近代美術館建設準備室、滋賀県立近代美術館、兵庫県立美術館、和歌山県立近代美術館の4つの県・市立美術館と、京都国立近代美術館、国立国際美術館の2つの国立美術館。
ピカソからウォーホル、シャーマンに至るまで
展示される作品は、20世紀初頭のセザンヌ、ピカソ、マティス、ブランクーシから、ロスコ、ルイス、ウォーホルなどのアメリカ美術、さらには、リヒターやタイマンス、シャーマンやシュトゥルートなどの写真にいたるまで、約80点が一堂に会する。
開館時間は、午前10時から午後5時まで。ただし、金曜日は午後7時まで(入館は閉館の30分前まで)となっている。観覧料は、当日分が、一般1,200円、大学生900円、高校生500円、前売り・団体分は、一般1,000円、大学生700円、高校生300円。
なお、休館日は、毎週月曜日と5月7日。ただし、4月29日、5月6日、7月15日は開館する。
京都、奈良、大阪、神戸と、悠久の歴史を誇る関西には、建築物同様、美術館も大小さまざまに存在する。今回、作品を提供する美術館は、開館以来、それぞれの館が独自の運営方針のもとに、展覧会活動と収集活動を展開しており、一堂に会する機会は貴重なものとなりそうだ。
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