PQI Japan株式会社は、Wi-Fi機能の搭載によりワイヤレスでアクセス可能なポータブルHDD『Air Bank(エア・バンク)』を、2013年3月22日に発売する。
1台3役のハイブリット型ストレージ
『Air Bank』は、ワイヤレスストレージ、Wi-Fiアクセスポイント、ポータブルHDDの3機能が統合されたユニークなストレージ製品だ。
ワイヤレスストレージとして使用する場合、PCはもちろん、iOS/Android向けの専用アプリによりスマートフォンやタブレット端末でもWi-Fiによるワイヤレスアクセスが可能となる。また、5台までの同時接続が行えるためファイル共有にも効果を発揮する。
アクセスポイントとして使用する場合には、インターネットに接続したイーサネットケーブルをLANポートに接続するだけで使用可能となる。こちらの機能でも5台までの同時接続が可能だ。
ポータブルHDDとして使用する場合、PCのUSBポートに接続するだけで良い。本製品ではUSB3.0がサポートされており、対応するPCと接続すれば高速なデータ転送が可能となる。もちろん、USB2.0仕様の機器とも接続可能だ。
本製品には、リチウムポリマー充電池が内蔵されており、ワイヤレスストレージとして最大5時間(音楽データのみなら8時間)の連続使用が可能だ。製品バリエーションとして、HDD容量が500GBと1TBの2タイプが用意される。
本体サイズは、W77mm×D135mm×H20.5mmで、重量は約250gだ。なお、価格はオープンだが、市場想定価格は500GB版が15,800円前後、1TB版が19,800円前後となっている。
Editor's eyes
USB接続により大量かつ大容量データも手軽に転送でき、ワイヤレスストレージとしてスマートフォンやタブレット端末でも利用できる。しかも、アクセスポイント機能まで用意されているのだ。出先で大容量データを活用するユーザにお勧めのアイテムである。
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