一般財団法人日本気象協会は、天気総合ポータルサイト「tenki.jp」にて、同協会が独自に予測した『PM2.5分布予測』の提供を開始した。
毎日の天気と合わせてチェック
PM2.5は、2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質で、人が吸い込むと肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系および循環器系への影響が懸念される物質だ。
本サービスでは、大気中におけるPM2.5の濃度予測を、日本を含む東南アジアを対象として3時間毎に3日先まで知ることができる。予測結果は白からオレンジまで7段階で表示され、色が濃くなるほどPM2.5の濃度が高くなることを示す。
PM2.5による人体への影響や行動の目安に関しては、環境省のWebページで知ることができる。『PM2.5分布予測』と合わせて目を通しておきたい情報である。もちろん、いずれのサービスも無料で利用することができる。
Editor's eyes
PM2.5濃度が高いと予想される日時には、不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動を避けるようにしたい。また、さほど濃度が高くない場合でも、高感受性者は健康への影響が見られる場合があるので注意が必要だ。
一般財団法人日本気象協会PM2.5分布予測微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報(環境省)