パナソニック株式会社は、繰り返し使える経済的なニッケル水素充電池『充電式エボルタ』と『エネループ』の新製品を、2013年4月26日に発売する。
それぞれ容量と繰り返し充電回数が向上
今回発売となるのは、いずれも充電することで繰り返し使用することができるニッケル水素充電池だ。同社がリリースする2つのブランドである『充電式エボルタ』と『エネループ』の両方が同時にリニューアルされるのだ。
『充電式エボルタ』では、正極材料の組成を最適化することで材料の利用率が向上、従来製品と同じ繰り返し使用回数を維持しながらも、単3形スタンダードモデルで50mAhの容量アップを実現している。
『エネループ』では、正極材料の改良により、従来製品と比べて約16%増の約2100回という繰り返し使用回数を実現しているのだ。製品デザインもパナソニックのロゴが強調されたデザインへと変更されている。
また、リニューアルに合わせ、「待機電力ゼロモード」を搭載した新型の「エコナビ充電器 BQ-CC11」も発売される。本製品では、従来製品を含め『充電式エボルタ』と『エネループ』に対応しているのはもちろん、効率的な充電を実現する「スマートチャージ機能」も利用可能なのだ。
なお、いずれの製品も価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
同じカテゴリに2つのブランドを展開するパナソニックだが、今回のリニューアルでは、容量と繰り返し使用回数による差別化を実施している。求める機能による選択が可能となるため、消費者にとっても分かりやすい方向性だと言えるだろう。
パナソニック株式会社リリース