ソニー株式会社は、NFC(Near Field Communication)機能の搭載により、タッチするだけでデータを転送することができるパーソナルコンテンツステーション『LLS-201』を、2013年4月1日に発売する。
動画自動変換機能も搭載
『LLS-201』は、容量1TB(テラバイト)のハードディスク装置が搭載されたストレージデバイスだ。本製品にはNFC機能が装備されており、対応デバイスをタッチするだけで写真や動画などを転送することができるのだ。また、Wi-Fi(11a/b/g/n)や、USBポート経由でのデータ転送にも対応する。
保存されたデータは、ホームネットワークを利用してさまざまな機器からワイヤレス再生が可能だ。スマートフォンやタブレットにおいては、動画自動変換機能により手軽に最適化された動画を楽しむことができる。また、HDMIポートを使用して大画面テレビで楽しむこともできるのだ。
本製品で一度取り込まれたデータは、ファイル名やサイズ、タイムスタンプが記録され、次回からは新たなファイル(差分)のみを賢く転送してくれるのだ。さらに、専用アプリ「PCS Manager」(iOS/Android)を使用すれば、保存データの再生はもちろん、本製品のすべての操作(保存・整理・視聴)がホームネットワーク経由で行えるのである。
本体サイズは、W172mm×H32mm×D172mmで、重量は約500gだ。なお、価格はオープンだが、市場想定価格は30,000円前後となっている。
Editor's eyes
手軽にデータを転送でき、さまざまなデバイスで楽しめる。まさにパーソナルコンテンツステーションの肩書きが示す通りの使い方ができるのだ。写真や動画の保存や管理に困っているなら要チェックの製品だろう。
ソニー株式会社リリース