ASUSTeK Computer Inc.は、同梱のディスプレイと合体することで10.1インチタブレットに変身するスマートフォン『PadFone 2』を、2013年1月12日に発売する。
キャリアを選べるSIMフリー仕様
『PadFone 2』は、4.7インチディスプレイ(1280×720ピクセル)を備えたW-CDMA対応スマートフォンと、『PadFone 2 Station』と呼ばれる専用の10.1インチディスプレイ(1280×800ピクセル)で構成された製品だ。本製品はSIMフリーとなっており、キャリアを自由に選ぶことができる。
『PadFone 2』単体での利用はもちろん、本体をスライドさせて『PadFone 2 Station』にドッキングさせると、10.1インチの大画面タブレットとして使用することができるのだ。また、『PadFone 2 Station』にはバッテリが内蔵されており、ドッキング後にはバッテリ容量が約2.5倍に向上する。
OSにはAndroid4.1.1が、CPUには1.5GHz動作のクアッドコアプロセッサ「Qualcomm Snapdragon S4 Pro APQ8064」が装備される。その他のスペックとしては、2GBメモリ、64GBストレージ、Wi-Fi(11a/b/g/n)、Bluetooth4.0、各種センサ(GPS/近接/電子コンパス/照度/加速度/ジャイロ)、カメラなどが装備される。
本体サイズ/重量は、『PadFone 2』がW68.9mm×D137mm×H9mm/135gで、『PadFone 2 Station』がW263mm×D180.8mm×H10.4mm/514gだ。なお、価格は79,800円(税込)となっている。
Editor's eyes
外出時にはスマートフォンとして軽快に使用でき、自宅ではタブレットの大画面でコンテンツを楽しむことができる。スマートフォンとタブレットの2台持ちをする必要もなくなり、運用やコストを効率化できるのもポイントだろう。
ASUSTeK Computer Inc.詳細ページ(英語)