株式会社ピクセラは、リチウムポリマー充電池とフラッシュメモリを内蔵し、スマートフォンやタブレット端末からワイヤレスでアクセスできるポータブルマルチデバイス『StationDrive』を、2013年1月中旬に発売する。
無線LANアクセスポイント機能も搭載
『StationDrive』は、モバイルバッテリ機能に加え、フラッシュメモリによるストレージ機能を併せ持ったユニークなデバイスだ。製品バリエーションとして、ストレージ容量が32GBと64GBの2タイプが用意される。
さらに、本製品には、無線LAN機能(IEEE802.11b/g/n)も用意されており、スマートフォンやタブレット端末、PC、Macなどの無線LAN対応機器からワイヤレスでアクセスし、内蔵フラッシュメモリのデータを読み書きすることができるのだ。
内蔵フラッシュメモリへのアクセスには、専用アプリ(iOS/Android)を使用する。本アプリでは、写真、動画、音楽の再生・表示はもちろん、ワード、エクセル、パワーポイントの書類を開くこともできる。
本体内には容量3000mAhのリチウムポリマー充電池が搭載されており、使用時にも別途電源は不要だ。さらに、本製品のUSBポートを使用すれば、スマートフォンへの給電も可能なのだ。
また、有線LANポートも搭載されており、これをネットワークに接続すれば、本製品を無線LANのアクセスポイントとして使用することもできる。本体サイズは、D118.3mm×W60.0mm×H10.5mmで、重量は約100gだ。なお、価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
本製品は、SDカードスロットを持たないAndroid端末やiOSデバイスでも、手軽に外部ストレージとして使用することができる。しかも、いざという時にはモバイルバッテリや無線LANアクセスポイントとしても活用できるのだ。モバイルユーザには頼もしく感じるアイテムだろう。
株式会社ピクセラリリース