MVPenテクノロジーズ株式会社は、タッチパネル非対応のWindows8搭載PCでタッチ操作を可能にするポインティングデバイス『Touch8』を、2012年12月下旬に発売する。
ピンチイン/ピンチアウト操作にも対応
『Touch8』は、タッチパネルを搭載していないPCでタッチ操作を実現するポインティングデバイスだ。製品はペン先の位置情報を取得するベースユニットと、専用のタッチペンで構成される。
タッチペンは超音波と赤外線を発信し、これをベースユニットが受信してペン先の位置を計測する。この情報はUSB経由でPCへと伝えられるのだ。セットアップは簡単で、ベースユニットをディスプレイ脇に装着してUSBケーブルを接続したら、後は簡単なキャリブレーションを実行するだけで良い。
タッチペンの先端部は、ディスプレイを傷つけないよう柔らかな素材が採用されている。また、複数のポインティングが必要なピンチイン/ピンチアウトの操作は、ペンに装備されたボタンを押しながら操作することで対応可能だ。
本製品は、Windows8搭載/アップグレード済みのタッチパネル非対応PCで使用することができる。ディスプレイサイズは最大17インチまでサポートされる。なお、価格はオープンだが、市場想定価格は7,800円前後となっている。
Editor's eyes
タッチ操作はWindows8の代表的な機能のひとつだが、タッチパネルを搭載した機種でしか使用できない。しかし、本製品を使用すれば、手持ちのPCでタッチ操作が可能となるのである。
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