株式会社JVCケンウッドは、「ライブビートシステム」の採用により、重低音と中高音再生を両立した密閉型インナーイヤーヘッドホン『HA‐FXZ200/FXZ100』を、2012年11月下旬に発売する。
業界初「ストリームウーハー」を採用
『HA‐FXZ200/FXZ100』は、密閉型のインナーイヤーヘッドホンだ。本製品には、重低音ユニットとなる「ストリームウーハー」と中高音用ユニットを組み合せた「ライブビートシステム」が採用されている。
「ストリームウーハー」は、ウーハーユニットの音がストリームダクト内を通過することで、低域成分が抽出され、重厚な重低音を実現する。これは、重低音再生に優れたスピーカーのケルトン方式が応用されたシステムである。
さらに、中高音用ユニットでは、2つのドライバーが並列配置される「ツインシステムユニット」が採用されている。各ドライバーには「カーボンナノチューブ振動板」と「カーボン振動板」が使用され、伸びやかな中高音再生を可能としているのだ。
上位モデルとなる『HA-FXZ200』では、不要な振動を抑えてキレのある重低音を実現するブラスユニットベースがウーハーユニットに採用されており、コードには全帯域の解像度を高める銀コートOFC線が採用されている。
製品には、耳穴のサイズに合わせて変更可能な3サイズ(S/M/L)のイヤーピース、コード長の調節が可能なコードキーパー、コードのタッチノイズを抑えるクリップ、キャリングケースが付属する。なお、いずれの製品も価格はオープンとなっている。
Editor's eyes
小さなハウジングにさまざまなテクノロジーが詰め込まれたヘッドホンだ。いつでもどこでも高音質で音楽を楽しみたいユーザにお勧めのアイテムである。
株式会社JVCケンウッドリリース