エレコム株式会社は、スマートフォンでAR(拡張現実)技術を活用したオリジナルの3D動画が楽しめる、『ARグリーティングカード』と『ARコードシール』を、2012年10月下旬に発売する。
3D動画は手軽に作成可能
AR(Augmented Reality:拡張現実)は、スマートフォンのカメラを通して見た風景に、テキストや画像、3Dグラフィックなどを重ねあわせることで「現実を拡張する」手法である。
今回発売となる『ARグリーティングカード(EDT-ARCシリーズ)』と『ARコードシール(EDT-ARSシリーズ)』では、このAR技術を活用した、世界でひとつだけのオリジナル3D動画を添付して送ることができるのだ。
使い方は簡単で、iOS用およびAndroid用アプリを各ストアにてダウンロードしたら、製品に印刷されたQRコードを読み込み、撮影した動画を元にフレームなどを組み合わせて3D動画付きメッセージを作成する。これを専用サーバにアップロードすれば準備は完了だ。
あとは、メッセージを届けたい相手にカードまたはシールを送付すれば良い。受け取った相手は、スマートフォンを使うことでメッセージを再生することができるのだ。アップロードした動画は1年間の期限付きでサーバ上に保管される。しかし、一度再生すれば端末に保存されるため制限なく閲覧が可能だ。
『ARグリーティングカード(EDT-ARCシリーズ)』は、7種類のカードデザインが用意される。パッケージにはQRコードが印刷された二つ折りのカードと封筒1枚が同梱される。価格は1,050円(税込)だ。
『ARコードシール(EDT-ARSシリーズ)』は、ハガキや便箋、パッケージなどに手軽に貼り付けることができるアイテムだ。製品バリエーションとして1枚入りと3枚入りの2タイプが用意される。価格は1枚入りで577円、3枚入りで1,470円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
文字だけでは伝わりにくい感情も、音声付き動画なら詳細に伝えることができる。送付先の相手がスマートフォンユーザであることが大前提となるが、この条件をクリアするなら有効に機能してくれるだろう。
エレコム株式会社リリース