ソニー株式会社は、PCの挿しておくだけであらかじめ指定したフォルダを自動的に同期するバックアップSDカード『SN-BA』シリーズを、2013年8月20日に発売する。
ファイルの作成/更新をリアルタイムで反映
『SN-BA』シリーズは、PCのバックアップ専用にデザインされたSDカードだ。容量のバリエーションには16GB、32GB、64GBの3種類が用意される。
使い方は簡単で、専用ソフト“Real-time Backup Utility(リアルタイム・バックアップ・ユーティリティ)”をインストールし、バックアップしたいフォルダをあらかじめ選択しておくだけで良い。
バックアップの際には、AES256bitによる暗号化を指定することもできる。バックアップしたファイルを書き戻す際はパスワードが必要となるため、他のユーザがファイルを見ることができないのだ。
これ以外の設定や操作は不要だ。指定したフォルダ内でファイルの作成/更新が発生する度にSDカードに自動でバックアップされるのである。なお、指定フォルダからファイルを削除した場合にはバックアップも削除される。
なお、価格はオープンだが、同社の直販サイトでは16GB版が3,780円、32GB版が6,480円、64GB版が13,800円(いずれも税込)となっている。
Editor's eyes
一度セットアップしてしまえば、後はバックアップを意識する必要はない。常に最新のデータが確保されるのだ。逆に、指定フォルダ以外のファイルはバックアップされないため、運用には注意が必要である。
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