株式会社アイ・オー・データ機器は、プリンタやHDDなどのUSB機器を有線LANまたは無線LAN経由で使用することができるデバイスサーバ『WN-DS/US-HS』を、2013年7月中旬に発売する。
簡易NAS機能も搭載
『WN-DS/US-HS』は、ネットワーク経由でUSB機器の利用を実現するデバイスサーバだ。USBメモリやHDD、プリンタ、スキャナ、DVDドライブ、地デジチューナーなど、さまざまな機器の接続が可能となっている。
本体には2つのUSBポートが用意されているが、セルフパワーのUSBハブを使用することで、最大15台のUSB機器を接続することができるようになる。
本製品には、USBメモリやHDDなどの機器をネットワークHDDのように使える「簡易NAS」機能が搭載されている。これにより、複数のPCから同時にアクセスすることができるのだ。
無線LANはIEEE802.11a/b/g/nがサポートされており、規格値で最大300Mbpsという高速通信が可能だ。また、比較的ユーザの少ない5GHz帯の無線LANにも対応しているため、電波干渉を防ぐことができる。
さらに、有線LANポートも用意されており、無線が利用できない環境でも有線接続で安定した通信が行えるのだ。
本体サイズは、W72mm×D126mm×H24mmで、重量は約105gだ。電源には専用のACアダプタを使用する。なお、価格は10,920円(税込)となっている。
Editor's eyes
USB機器を複数のPCで利用するためには、そのつどつなぎ替えが必要となる。しかし、本製品なら有線/無線LAN経由でUSB機器を使用することができるのだ。使用場所が変わることの多いUltrabookやノートPCでも便利に使えるアイテムである。
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