会場は「宿ホトリニテ」
「シアターホトリ」は山中湖近くの「宿ホトリニテ」の大広間を使ったシアター。12月は8日から3日間、大宮浩一監督の「ただいま それぞれの居場所」「9月11日」を上映。介護現場で働く人たちとのトークショーも開かれる。企画した高村直喜さんは
「東日本大震災後、人のつながりの重要性が言われてきた。介護を通じた直接的なつながりを考えていきたい」
と話している。
「ただいま それぞれの居場所」は型にはまった介護制度に疑問を抱く有志が理想実現のため奔走する姿を描き、家族のように被介護者と接しようと奮闘する施設スタッフをなどを追う長編ドキュメンタリー。「9月11日」も、2010年9月11日にあった広島での若い介護者らのライブイベントのドキュメンタリーである。
上映スケジュール
12月8日
・10:00上映開始「ただいま それぞれの居場所」
+ 茶話会
・19:00上映開始「ただいま それぞれの居場所」
+ トーク
嶽本雅子(看護師)×勝俣大紀(市議会議委員)
12月9日
・14:00上映開始「ただいま それぞれの居場所」
+ 茶話会
・19:00上映開始「9月11日」
+ トーク
岡山智洋(作業療法士)×田中総明(山梨アクティブスポー
ツを楽しむ会代表)
12月10日
・16:30上映開始 「9月11日」
+ 茶話会
・19:00上映開始「ただいま それぞれの居場所」
+ トーク
大宮浩一(おおみや こういち)映画監督
12月11日
・15:00上映開始「ただいま それぞれの居場所」
+ トーク
小林美智子(訪問看護師)×丸山高弘(山中湖図書館館
長)×藤井由紀(看護師)
大宮浩一監督プロフィール
1958年生まれ。映画監督、企画、プロデューサー。日本大学芸術学部映画学科在学中より、映像制作に参加。『ゆきゆきて、神軍』(87・原一男監督)等で助監督を務める。93年、有限会社大宮映像製作所を設立。2010年、ドキュメンタリー映画『ただいま それぞれの居場所』を企画・製作・監督。平成22年度文化庁映画賞文化記録映画大賞を受賞。

シアターホトリ
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