
今をときめく国民的アイドルグループ嵐のリーダー大野智が主役を務める「怪物くん」が11月26日(土)に公開された。11月26日、27日の週末興行収入は5億8,103万8,150円となり、最終興行収入40億円を見込める出足となった。
心温まる映画
映画のストーリーは、大王への即位の日、人間界を忘れられず、怪物界を飛び出た怪物くんが、お供3人衆とともに人間界を目指すが、降り立った先がなぜか「カレーの国」。そこで伝説の勇者と間違えられた怪物くんが、お姫様救出に向けて大活躍するという冒険物語だ。
キャストは、大野智の他、テレビドラマ版でお馴染の上島竜兵(オオカミ男)、八嶋智人(ドラキュラ)、チェ・ホンマン(フランケン)、松岡昌宏(デモキン)、稲森いずみ(デモリーナ)、鹿賀丈史(怪物大王)、川島海荷(ピラリ姫、ウタコ)、濱田龍臣(カー王子、ヒロシ)に加えて、上川隆也(ヴィシャール)、北村一輝(サニル)が新たに参加。監督は、「アヒルと鴨のコインロッカー」、「ゴールデンスランバー」などで知られる中村義洋だ。
2Dと3Dの同時上映だったが、この週末は、70%が3Dでの鑑賞だった。当日は、親子連れもたくさん来場し、目に優しい3Dの迫力を楽しんだようだ。「怪物くん」は、笑いもあり、涙もあり、テーマもきちんと描かれている映画。親子で見られる映画はなかなかないが、大人も子供も楽しめる良質な作品となっている。
なお、見どころはたくさんあるが、意外なお勧めはエンドロールの後。ほっこり温かな気持ちで帰れること請け合いだ。
映画怪物くん公式サイト