株式会社コロプラと日本各地の天然水を販売するマザーウォーター株式会社は、11月20日に提携を結んだ。提携を機にオープンした店舗「マザーウォーター東京ショーケース」で、コロプラユーザーの商品購入額に応じてプラスチック製カード「コロカ」が配布され、ゲームアイテムをあしらったデザインの特製金属ボトル等を発売する。また店舗では、合計30地域の水がそろうことになる。
マザーウォーターは、日本各地の天然水の販売を通じた地域振興をめざして設立された。携帯ゲームユーザーの「移動」を喚起することで地域振興の一翼を担うことを目指すコロプラは、水を通じた地域活性化を狙うマザーウォーターの理念に共感し、このたびの提携となった。
コロプラは10月、東京・浅草の雷おこしの「壱番屋」に来店促進サービス「コロカ」を提供、開始後4日間で600名以上のユーザーの来店を記録した。このため、東京ショーケースへも大勢のユーザーが来訪することが期待される。コロプラでは、全国各地の天然水の販売促進を通じて、ユーザーに各地の豊かな水を少しでも知ってもらうとともに、地域経済に貢献することを目的としている。
マザーウォーターの店舗では、青森「白神山地の水」や広島「龍勢の仕込み水」などの天然水を自由に選んで購入できるほか、購入しやすいセット料金の各種パッケージも用意されている。コロプラユーザーに対しては、天然水の試飲無料や店頭のゲーム「きき水チャレンジ」が初回無料といった特典があるほか、店頭での購入金額に応じて特製デザインの「コロカ」の配布が行われる。また、ゲーム内アイテム「喉の潤い」をあしらった特製の金属製ボトル(スイスSIGG社製コロプラモデル、4,000円)が発売される。
日本は山脈に囲まれており、豊富な水資源に恵まれている。こうした環境から与えられる天然水を消費者に届けるために、コロプラ社の取り組みは非常に有効な手段になるかもしれない。
(編集部 小板橋)