ソニー株式会社は、写真が添付された電子メールを受信し、自動で再生することができるWi-Fi対応デジタルフォトフレーム「S-Frame」シリーズ2製品を、2011年11月25日から順次発売する。
本体にはタッチパネル液晶ディスプレイを搭載
今回発売となるのは、7型(800×480ピクセル)のタッチパネル液晶ディスプレイが搭載されたデジタルフォトフレームだ。製品バリエーションとして、スタンダード機種となる『DPF-W700』ならびに、動画や音楽の再生にも対応する『DPF-WA700』の2タイプが用意される。
いずれのタイプも、携帯電話やPCの電子メールで送付された写真の受信、自動再生が可能だ。また、Wi-Fi(無線LAN)機能により、自宅のホームネットワークを介して、PC内の写真を自動で再生することもできるのだ。
さらに、「Facebook」やソニーの写真・動画共有サービス「Personal Space」にアップロードされた写真の自動再生や、好きな都市の天気予報や気温を表示する機能も用意される。
また、上位機種となる『DPF-WA700』では、動画も再生できるのに加え、自宅のホームネットワークを介してPC内の音楽ファイルを再生したり、IPサイマルラジオ・サービス「radiko.jp」の放送を聞いたりすることができるのだ。
内蔵メモリは約1GBで、約4,000枚の写真を保存することができる。本体サイズ(DPF-WA700)は、W200mm×H
140.5mm×D80.2mmで、重量は約525gだ。なお、価格はオープンながら、市場想定価格は、『DPF-W700』が15,000円前後、『DPF-WA700』が20,000円前後となっている。
Editor's eyes
電子メールに添付された写真の自動再生には、ホームネットワークならびに無線LAN環境が必須となるので注意が必要だ。すでにそうした環境があるのなら、メールアカウントなどを入力するだけで、すぐに使用可能となる。「実家に孫の最新画像をお届けする」といったシチュエーションで役立ちそうな製品である。
ソニー株式会社リリース