
Czecho No Republicが、2011年10月5日にファースト・アルバム『Maminka』をリリースした。そして11月4日から仙台を皮切りに、7箇所でツアーが決定している。このツアーのタイトルは、『母なる大地ツアー』だ。個性的なメロディーと確かな演奏力を持つ彼らの魅力は、やはりライヴで顕著に表れるはずだ。
(画像はCzecho No Republicより)
Czecho No Republicは、もともとVeni Vidi Viciousのメンバーだったベースの武井優心とドラムの山崎正太郎を中心に結成されたバンド。Veni Vidi Viciousの活動休止がバンド結成のきっかけだった。そしてファースト・アルバムをリリースした10月5日は、Veni Vidi Viciousのサード・アルバムをリリースした日なのだ。Czecho No Republicと復活したVeni Vidi Viciousとの間には何か因縁めいたものを感じる。
2010年3月の結成以来、ものすごい速さで駆け抜け、結成1年半でファースト・アルバムを創り上げた。2010年11月のミニ・アルバム、2011年6月のシングルと着実にステップ・アップしている彼らは、まだまだ底知れない可能性を秘めている。今この瞬間しかできないパフォーマンスは絶対にあるはず。ライヴ会場で奇跡が起こるかもしれない。
(松本 良太)
Czecho No Republic