「がんばっぺフラガール」10月29日全国公開
東京・六本木ほかで開催中の『第24回東京国際映画祭』。
2011年10月22日(土)~10月30日(日)の9日間開催。世界中から最新の話題作・注目作を一挙上映している。
23日(日)、ドキュメンタリー映画『がんばっぺフラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~』が初上映された。同作は、フラガールの名で知られる福島県いわき市の温泉レジャー施設・スパリゾートハワイアンズのダンシングチームが、3月11日に発生した東日本大震災後、46年ぶりに敢行した全国キャラバンに密着したドキュメンタリーで、日本のエネルギー政策に翻弄されてきた町「いわき」で楽園をもう一度つくろうとしている人達の物語である。
震災により施設の一部被災や避難住民の受け入れなどで休業を余儀なくされた彼女たちが、営業再開までの間も踊り続けることを決意し、全国を巡ってパフォーマンスを披露。ステージでは決して笑顔を絶やすことなく、各地の人々を楽しませた彼女たちの姿を4ヶ月にわたって追い続けた。
フラガールの、福島県の人たちのありのままの姿が映し出されており、原発事故の後の福島の人の気持ちが描かれているという本作品、小林正樹監督も「福島で頑張っている人たち、フラガールたちの頑張りを世界に伝えたくて一生懸命作りました」と感無量の様子だった。同作は10月29日(土)より全国で公開される。
未曾有の大災害を体験した彼女達、辛い経験もたくさんしただろう。何故、彼女達は笑顔で踊り続けられるのか?福島の人達だけでなく、日本中の人達を笑顔に元気にしてくれる彼女達の踊りを是非映画館で拝見したい!
第24回東京国際映画祭がんばっぺフラガール