株式会社センチュリーは、ビデオデッキと接続するだけで、ビデオテープの録画をSDカードやUSBメモリに保存可能なデジタルレコーダー『カンロク(CADC-002)』を発売した。
PC不要でデジタル化
『カンロク』は、PCを使用することなく、ビデオテープの録画をデジタル化することができるレコーダーだ。複雑な設定をする必要はなく、本機と映像再生機器をビデオケーブルで接続するだけで良いのだ。
本体正面には、3インチの液晶ディスプレイが搭載されており、映像を確認しながら録画することができる。記録メディアには、32GBまでのSDHCメモリカード/USBメモリを使用することができる。
映像フォーマットは、解像度720×480ピクセルのMP4(H.264形式)/ステレオ音声となっており、1GBで約1時間分の記録が可能だ。
32GBのメディアを使用した場合、120分のビデオテープ換算で16本分の記録が可能となる。なお、ファイルシステムの制限により、1ファイルは4GBまでに制限されるので注意が必要だ。
映像入力には、RCAピンプラグを使用する。テレビへの出力はRCAピンプラグまたはHDMIポートを利用できる。
本体サイズは、W295mm×H67.5mm×D201mmで、重量は約1kgだ。なお、価格はオープンながら、市場想定価格は19,800円前後となっている。
Editor's eyes
録画したデータは、本機で再生できるのはもちろん、PCで鑑賞したり、整理したりすることもできるのだ。録り貯めたビデオテープの整理に最適な機器だろう。
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