アルバム帯同ツアーが決定
京都のインストゥルメンタル・バンド、Nabowaが2011年9月14日にアルバム『DUO』をリリースした。本業のインスト曲に加え、今回はゲスト・ヴォーカルを迎えている。バンド・サウンドでグイグイ押していくインスト曲と、メロディーを引き立てることに徹したヴォーカル曲にはそれぞれ違った魅力が詰まっている。
アルバムの発表に伴い、全国ツアーもスタートしている。全24箇所を回る予定で、11月3日~7日は九州各地でライヴが行われる。会場はカフェや小規模なライヴハウスなどが主流で、コンパクトな雰囲気の中で音を楽しめそうだ。インスト曲はバンド・メンバーで再現できるが、ヴォーカル曲はゲストを迎えるのか、はたまたバンドの4人だけで料理するのか、そちらも興味津々だ。
(画像はNabowa Official Webより)
表現レンジの広さが魅力
Nabowaの魅力は、何と言っても表現の幅が広いこと。インスト曲ではファンク・ナンバーからしっとりとした曲で雰囲気を作ることもできる。そしてニュー・アルバムの『DUO』ではヴォーカルを迎えてバック・バンドとしてのポテンシャルも見事に発揮してしまった。バンドとしてますます隙がなくなった彼らのライヴ・パフォーマンスは、圧巻の一言に尽きるはずだ。
ヴァイオリンが在籍することで、他のインスト・バンドとは一線を画している彼ら。それが顕著に表れるライヴでその違いを確認して欲しい。
(松本 良太)
Nabowa Official Web