株式会社大和ネクスト銀行は、2011年10月16日から、「資金お取寄せサービス」を開始することを発表している。
同サービスは、毎月6日または27日の引落日に、指定の金融機関の本人名義口座から、指定金額を口座振替により引き落とし、同社における顧客本人名義の円普通預金口座に入金するというもの。その際の手数料は、無料となっている。
また、同サービスの利用は、同社に口座を開設している個人顧客のみ可能となっており、引き落とし金額は、1件あたり10,000円以上(1,000円単位)で、入金日は、引き落とし日の5営業日後となっている。
なお、引き落とし可能金融機関は、大手都銀・一部の地方銀行やネット銀行・楽天銀行・ゆうちょ銀行・信用金庫(一部を除く)の予定となっており、同社取引サイトにて、申し込み手続きが可能とのこと。
低金利維持が長引く金融政策のためか、いざというときに自由が効きにくい定期預金よりも普通預金に預金が移動しているそうだ。分散化は、資産運用上のリスク回避のための有効な手法であり、「選択と集中」は、近年の投資のキーワードといわれてきた。相反する手法を状況に応じて使い分けることで、金融資産の蓄積に努めてきた方々にとっては、今ある資産の「投資」よりも「確保」が、不安定な世界経済を前にした処方せんなのかもしれない。
株式会社大和ネクスト銀行リリース