2008年リリース
2008年に活動休止したバンドのベストアルバム。ヴォーカル細見氏は現在、the HIATUSで活動しているが、ELLEGARDEN時代とは少しサウンドが違い、大人になった印象を受ける。それほどこのバンドは勢いがあって、それは攻撃的なサウンドにも表れていたし、若い層からの絶大な支持もあり実力に見合った評価を受けていた。ベスト盤であるこの作品には当時の鮮度が見事に詰め込まれている。
(画像はAmazonより)
ELLEGARDENの特徴は臨場感で埋め尽くされた活きのいいサウンド。疾走するギターとドラム、ベースを基調としてその上に美しいメロディーが添えられている。印象的なギターリフにドラムが負けじと後を追いかけ、ベースでしっかりと深みを持たせた上で花咲く多彩なメロディー。ちょっぴり哀愁があったり明朗快活なものまで、美しさを保ちながら展開していくメロディーがサウンドの核を担う。
先日、大阪でELLEGARDEN時代の曲を弾き語りで演奏し、一際大きい歓声が生まれていた。今なお支持されている証。
収録曲
1.My Favorite Song
2.風の日
3.Middle Of Nowhere
4.(Can't Remember)How We Used To Be
5.ジターバグ
6.金星
7.So Sad
8.Supernova
9.スターフィッシュ
10.Make A Wish
11.Pizza Man
12.Red Hot
13.虹
14.Marry Me
15.Missing
16.The Autumn Song
17.Fire Cracker
18.Space Sonic
19.Salamander
20.Mr.Feather
21.高架線
(松本 良太)