株式会社スカイコム(以下、スカイコム)は、スマートフォン対応クラウド型全文検索システム『SkyAgent Finder 2012』を、2011年9月22日から、販売・出荷を開始している。
同システムでのスマートフォン対応は、バックエンドで、Office文書やその他電子文書ファイルを、サーバが取得後、PDFファイルへ自動変換・格納し、さらに、PDFからサムネイル(jpeg)を自動保存する設計をしていること。
このPDFおよび画像データで一元管理する最大メリットは、Windows、MacなどのOSに一切依存しない設計技法を取ったことで、これにより、ユーザの閲覧端末が、PCやピュアタブレットPC(スレートPC)はもとより、「iPad」、「iPhone」、各種「Android」搭載スマートフォン、「Windows Phone」など、いずれのメーカー機種の携帯情報端末やOSバージョンであっても、ほぼ統一されたシンプル操作でこの全文検索システムを利用することが可能となった。
同社では、今後、「Android」搭載スマートフォンなど携帯情報端末全般に対応した、安全性と利便性を備えたクラウド型ソフトウェア群を、今年度順次リリースする予定となっている。
販売価格については、「SkyAgent Finder 2012 Lite」が、1,000,000円(50ユーザID、1万ファイルまで)、「SkyAgent Finder 2012 Standard」が、5,000,000円(ユーザID数&ファイル数無制限)となっている。
スマートフォンの普及により、その通信量を大量に消費するケースが増えているようだ。携帯電話でのネットサーフィン同様に、コンテンツが切り替わるたびに通信料が発生することを考えると、操作や処理のシンプルさは、コンテンツの提供側が考えなくてはならない「サービス」なのではないだろうか。
株式会社スカイコムリリース