次世代ネットワークはiPhoneユーザーの心も掴めるか?
先月29日、ソフトバンクモバイルから同社端末の2011年冬~2012年初旬に発売される秋冬モデルを都内で発表した。発表されたスマホ端末はディズニーモバイルを含めて全11機種。従来の3G携帯電話やWi-Fiルーターを合わせると全15機種というラインナップだ。
注目を浴びたのは、
ULTRA SPEEDに対応したシャープの『AQUOS PHONE 102SH』、『AQUOS PHONE 104SH』、パナソニックモバイルコミュニケーションズの『LUMIX Phone 101P』、京セラの『HONEY BEE 101K』の4機種。ULTRA SPEEDは下り最大21Mpbを実現した超高速データ通信サービスで、エリアも政令指定都市、県庁所在地を中心に全国の幅広いサービス対応エリアを実現。インターネットや大容量コンテンツをこれまで以上に快適に利用することが可能だという。
最高速レベルのハイスピードを誇る次世代ネットワーク『SoftBank 4G』に対応したモバイルWi-Fiルーターなども発表され、通信速度にこだわった製品が目立った、今回の発表会見。
先日、米アップルがスマートフォンiPhoneの新モデルを期待されていた「iPhone5」ではなく、マイナーチェンジにとどまった「iPhone4s」と発表し、その期待外れの事態は、発表当日の米株式市場で同社株価が前日比2.10ドル(0.6%)安となり、アップルの株価に表れたばかり。
さらに10月14日、ソフトバンクモバイルに加えて、KDDI(au)からもiPhoneを発売することも決まった。
逆風が吹きまくるソフトバンク。最高速レベルのハイスピードを誇る次世代ネットワークはどこまで消費者の心を掴むのか?
新モデルの発売が待ち遠しい。
SoftBank HP