パナソニック株式会社は、無線LAN対応で簡単に設置でき、手軽に別の部屋の様子を確認できるネットワークカメラ『DY-NC10』を、2011年10月20日に発売する。価格はオープンとなっている。
ビエラでの映像確認も可能
本製品は、設置した部屋の映像を、ネットワーク経由で確認できる一般家庭向けのモニタリングカメラだ。本製品は無線LANに対応しており、ネットワークケーブル不要で手軽に設置することができるのだ。
映像のチェックには、PC、スマートフォンはもちろん、同社の薄型テレビ「ビエラ」やポータブルテレビ「ビエラ・ワンセグ」が利用可能だ。家庭内LAN環境下はもちろん、インターネットを経由することで、離れた場所からでも映像を確認することができる。
また、本製品には動く物を認識する「動体検知」機能が搭載されている。本機能は、動体検知直後の30秒を「ディーガ」で記録する機能や、撮影した画像を電子メールの添付ファイルとして送信する「お知らせメール」機能で利用される。
カメラ部には、パン・チルト機構が搭載されており、パン(左右角度)で355度、チルト(上下角度)で120度の範囲を撮影することができるのだ。
Editor's eyes
別室で寝ている赤ちゃんのモニタや、外出先でペットの状態確認など、さまざまに使えるネットワークカメラである。もちろん、防犯としても利用可能だ。特に、「お知らせメール」では、本体が破壊されたとしても、写真は電子メールで送信されるため、証拠が消えてしまう可能性が少ないのだ。
パナソニック株式会社リリース