ソニー株式会社は、テープレコーダー感覚の簡単操作で録音、再生、検索が行えるメモリーカードレコーダー『ICD-LX30』を、2011年10月21日に発売する。
使いやすさを重視した機能とデザイン
『ICD-LX30』は、2.0型の液晶ディスプレイと大きなボタンにより、簡単操作で使えるメモリーカードレコーダーだ。本体は、据え置きでの使用が考慮されたデザインとなっており、卓上においた際に操作しやすい傾斜付きのフォルムとなっている。
記録メディアにはSDカードを使用し、音声はMP3(192Kbps)でデジタル録音される。パッケージには2GBのSDカードが付属し、最長22時間20分の録音が可能だ。
本体には、大型のステレオマイクが内蔵されており、大きな「録音ボタン」を押すだけで記録可能だ。録音中はボタンの周りが光るのと同時に、液晶ディスプレイには録音中の表示ならびに、テープが回っているようなグラフィックが表示される。
また、再生時には本体内蔵のスピーカーが使用でき、聞きやすい大きな音で再生することができるのだ。さらに、録音データには日付の情報も記録されており、「検索」機能により目的のデータを簡単に探し出すことができる。
電源として、単4形乾電池×2本を使用し、録音のみで32時間、スピーカー再生のみで13時間の連続使用が可能だ。
本体サイズは、W116.0mm×H28.5mm×D78.0mmで、重量は約145gだ。なお、価格はオープンだが、市場想定価格は8,000円前後となっている。
Editor's eyes
良くあるICレコーダーとは異なり、据え置きでの使用が想定されたユニークな製品だ。大きなボタンと見やすいディスプレイにより、操作性も良好で、誰でも使える音声メモ機器として役立ってくれるだろう。
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